SSブログ

昔はよかった [ニュース]

お色気、立ちション…自由だったゴールデン帯アニメ

 『週刊少年ジャンプ』発の人気アニメの第一話を集めたDVDブックシリーズ『ジャンプスーパーHEROS スペシャルコレクションDVD』。その第2弾「熱血!! バトル☆ヒーローズ Vol.2」が、7月20日に発売された。

 今回収録されている6作品(「リングにかけろ」「夢戦士ウイングマン」「銀牙 -流れ星 銀-」「魁!!男塾」「ドラゴンボールZ」「幽☆遊☆白書」)は、1970年代後半から1990年代前半にかけて『ジャンプ』誌上で人気を博し、1980年代から1990年代にかけてアニメ化されたもの。「リングにかけろ」のみ、連載開始から27年経った2004年にアニメ化されている。
 では、今回も収録されている6作品を一つ一つ、レビューしていく。

■「リングにかけろ」(テレビ朝日/2004年10月6日放送)
 1977年から1981年にかけて連載された作品だが、初めてアニメ化されたのは2004年のこと。そのため、他の作品と比べてはるかに画質が良いのが特徴だ。
 アニメ版第一話は漫画版と違い、都大会の決勝戦からスタート。高嶺竜児と剣崎順のライバル同士の対決に会場のボルテージは最高潮になる。主要キャラクター同士の対決が第一話から繰り広げられるこのアニメに、新旧ファンともに熱くなるはず。

■「夢戦士ウイングマン」(テレビ朝日/1984年2月7日放送)
 ヒーロー「ウイングマン」に変身する中学生の広野健太役の声を担当したのが、後に「ドラゴンボールZ」でべジータ役を演じる堀川りょう(当時は「堀川亮」)さん。実はこのアニメが声優デビュー作となるのだ。また、ゴールデンタイムとなる19時30分から放送時間されていたが、異次元からこの世界に落ちて来たアオイの大きな胸が露わになるお色気シーンが第一話からあり、この頃の自由な空気も味わうことができる。

■「銀牙 -流れ星 銀-」(テレビ朝日/1986年4月7日放送)
 こちらは犬たちが闘いを繰り広げる熱血アニメだ。巨大熊を闘う宿命を背負って生まれた熊犬・銀。第一話では、その銀の誕生から、銀の父親であるリキと宿敵・赤カブト(巨大熊)の死闘までが描かれている。犬同士の友情や結束、成長は多くの視聴者の心を打った。また、赤カブトのバイオレンス描写は衝撃的だ。

■「魁!!男塾」(フジテレビ/1988年2月25日放送)
 「世紀末救世主伝説 北斗の拳2」の後継番組として放送されたのが、この「魁!!男塾」だ。全国からはみ出し者の不良たちを集め、超スパルタ教育を施す学校「男塾」を舞台に、主人公の剣桃太郎をはじめとした塾生たちの友情、死闘が描かれる。第一話では、桃太郎と主要キャラの一人である富樫源次の出会いが描写されている。そして最後のシーンはなんと、2人を含めた仲間たちと一緒に、朝日に向かって友情の“立ちション”。男なら思わず子どもの頃を思い出してしまうのでは。

■「ドラゴンボールZ」(フジテレビ/1989年4月26日放送)
 孫悟空とマジュニア(ピッコロ)が死闘を繰り広げた天下一武道会から5年後。ベジータやフリーザ、セル、魔人ブウに至る様々な強敵が出現する「ドラゴンボールZ」が幕を開ける。その第一話に出てくる主要キャラは、孫悟空とチチ、その子どもである孫悟飯、ピッコロ、そして孫悟空の兄であるラディッツだ。スカウターを使ってピッコロと接触したラディッツは、圧倒的な強さでピッコロを追い詰めるが…?

■「幽☆遊☆白書」(フジテレビ/1992年10月10日放送)
 1990年を代表するアニメの一つが、この「幽☆遊☆白書」だ。第一話では、暴走車に轢かれそうになった子どもを助けようとして死んでしまった幽助が、自分の通夜で泣き出す螢子や、「生き返れ!チクショー!大馬鹿野郎!」と泣き叫ぶ桑原、やつれきった母親、実は自分を理解してくれていた竹中の言葉に触れ、ぼたんからの試練を引き受けることを決意するまでが描かれる。世界中に愛されるアニメ作品の原点がここにある。

 お色気あり、過激なバイオレンス描写あり、立ちションありと、今以上に自由で破天荒な表現が目立つ作品が多いのだが、これらのアニメのほとんどがゴールデンタイムで放送されていたことを考えると、80年代や90年代前半の自由な空気を感じ取れるのではないだろうか。
 リアルタイムで観ていた人も、そうでない人も楽しめるDVDブック。かつての名作にもう一度出会ってみてはいかがだろうか。
(新刊JP編集部)



 ジャンプの漫画は今も昔も、このアニメ化率の高さは変わらない。私が好きだったアニメはあまり該当はしていなかったが(奇面組ととんちんかん)、昔は規制というものがなかったため、案外ゴールデンタイムにもお色気描写が毎日のように出ていた。
 しかしそれがなんだ。フラッシュやらで規制するようになったり、DVD販促のために規制しているという噂もあるし、(色気面に対しては)なんだか最近のアニメはみていてもつまらないものばかりになってしまった。めだかボックス、不二子あたりはよくがんばっていたほうである。昔はテレ東でさえ、パンチラだけでなくおっぱい描写も平気でやっていたものだ。それが今やUHFも規制化の波にのまれてしまった。最後の頼みの綱はWOWOWくらいか。そのWOWOWもアニメを一切やらなくなってしまった。

 昔はよかったという題材なので、当時の特撮の話もしようかと思う。当時の特撮も、今見てみたらなかなか考えさせられるものがあった。子供番組とはいえ、物語は結構ハードでバッドエンドにもなる作品が多かった。特にレスキューポリスシリーズは、放送されていた当時は子供たちには難解な話ばかりだったが、今見直してみると、ああ、なるほどね、とうなづいてしまうこともあった。

 そういう意味では最近のアニメは規制とかで本当に薄っぺらい作品ばかり増えたなぁと思うばかりである。ただ、四コマ系が好きな自分においては、逆にまったく刺激のない四コマ作品なんかも好きだったりするが。

 後述する平手→スポ根に逃げ出すのも、内容が薄っぺらくなった証拠といえよう。最近スポ根ものというか、よくアニメでも人を殴っているシーンが増えている気がする。私はいつも殴って人が変わるというのは、なんだか腑に落ちない。金八の「森月さん、 体育館の扉は叩き壊せば開きますが、 美香さんの心は頬を叩いても開きませんよ。 」ではないが、平手だけでそんなに人がかわれるものか、というか、日本はアニメもドラマも人を殴りすぎるというのは考えすぎか?そういうものは規制とは言わないが使わないようにしていただきたい。私もあまりそういったシーンは好きではないし(殴り返す分にはこの場限りではないが)、外国では「日本人は人を殴りすぎる」という印象を与えかねないと思うのだが。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。